呪文のような、タイトルで失礼します
編み物していると、作品と一緒に溜まっていくのが、
残り糸。
これまでは、モチーフに使って消費していたけれど、
余り糸を使い切ろう、とせっせと編むと、
今度は、大量のモチーフが溜まる結果に
編んでる傍から残り糸が追加される、という原因もあり^^;
糸の状態で残しておくよりは、モチーフにした方が断然良いのだろうけれど、
はてさて今度は、
モチーフをどう使おうか?
と悩む始末。
ということで。
今度は、ポーチを編んでみました。

編地は、練習にと、編み込み模様。
この幾何学的な模様は、サンカ模様。
イギリス、スコットランドのサンカで編まれてきた、
とっても細い糸と、独特なパターンで作られるサンカ手袋。
その模様に使われるのが、この幾何学的な模様。
編み込み模様と言えば、代表的なフェアアイルやノルディック、
また、カウチンなども、
自然をモチーフしたパターンが多くみられるのに対し、
サンカ模様は、こうしたデザイン的な模様であるのが、
他に見ない特徴ですね。
本来は、フェアアイルに使うような極細の糸を使いますが、
編み込みの練習、ということで、
使ったのは中細の糸。

ポーチの反対側は、色と模様を変えて。
一つの模様の単位が小さく、
編み込みの糸を渡す目数もそれほど多くないので、
練習にはぴったりかも
ただ、編むときは、濃さや色合いを対照的にしないと、
模様の良さが分かりにくいですね
本家サンカ手袋は、黒×白がベーシックカラー
そしてそして。
編むことは、一応得意だけれど、
針を使うこと、寸法をキッチリあわせることには、
ちょっぴり苦手意識のあるワタクシ。
けれども今回は一念発起して、

内布もつけてみました。
編み物していると、案外、“縫う”作業も多かったりするので、
縫い付けることには、以前ほど抵抗がなくなったものの、
どうにも、布地をまっすぐ裁つ、まっすぐに縫う、ということが、
なかなかこれが、自分に集中を課すところ。
けれども、布を切って、縫って、縫い付けて、
気づきました。
“これも、経験なんだ”と。
多少、ずれても、いいじゃない~
気持ちをちょっぴり楽にしたところで、

もう一つ。
フェアアイルの編み込み模様。
頑張って、付けてみたけれど。

これは、布の選択ミス
写真では真っ黒になりましたが、
深いグリーンの生地なのです。
黒かグリーンか、という問題ではなく、
濃い色は向かない、ということですね
小さいものは入れないようにしよう^^;
そして、私の手習いは続き、

ちょっと大きめのポーチ。
グリーンと同じ太さの並太を使ったので、
大きさは1.5倍くらい?
こちらもフェアアイルの模様で、全体柄にして使いました。
お花の模様だったので、

内側にも、お花。
ちょっとうるさかった?(-"-)
糸と同じく、生地もなぜかたっぷり溜まっているので、
あるもの組み合わせの結果です
ここまで、平たいポーチを仕上げてきて、
最後は、

教室で開催中の、波のポーチ。
一番最初に編んだ、パターン試し用の一作。
自分用にと決めていたので、

ファスナーはレインボーで遊んでみました
このポーチは丸底の、マチ付き。
マチ付きの内布は、仕上げるのがちょっと難しかったけれど、

何とか使える程度には、仕上がりました
さてさて、これまでの私にしてみたら、
随分と頑張って仕上げた、
内布付きのポーチ。
実は、編み上げた状態で放っておかれたものばかり。
サンカ模様のポーチに至っては、一年以上放置したかも(-_-;)
今回、一気に仕上げられた原動力は、
ある、一つの言葉。
- 目は臆病、手は鬼 -
この言葉、中にはピンとくる方もいらっしゃるかな?
東北で伝えられてきた言葉だと、
一人の生徒さんが教えてくださいました。
やらなくてはいけないこと。
”目”にすると、その量や難しさや、手間を思い、気が引けてしまったり、
意気消沈しがちになるけれど、
動かした”手”は、どんなことでも、こなせてしまう。
この言葉を聞いたときに、
まさに、自分のことを言われているようで、身につまされ、
そして同時に、
黙々と手仕事をこなし、守り、伝えてきた東北の女性たちの、
おおらかでエネルギー溢れる、笑い声を聞いたように感じました。

立ち止まった背中をポンと叩いてくれた、
素敵な言葉。
まだまだ端くれながらも、培ってきた“手”の力を信じてもいいと教えてくれた、
大切な言葉。
手仕事に携わるすべての方と、
教えてくれた生徒さんに、
感謝

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編み物していると、作品と一緒に溜まっていくのが、
残り糸。
これまでは、モチーフに使って消費していたけれど、
余り糸を使い切ろう、とせっせと編むと、
今度は、大量のモチーフが溜まる結果に

編んでる傍から残り糸が追加される、という原因もあり^^;
糸の状態で残しておくよりは、モチーフにした方が断然良いのだろうけれど、
はてさて今度は、
モチーフをどう使おうか?

と悩む始末。
ということで。
今度は、ポーチを編んでみました。

編地は、練習にと、編み込み模様。
この幾何学的な模様は、サンカ模様。
イギリス、スコットランドのサンカで編まれてきた、
とっても細い糸と、独特なパターンで作られるサンカ手袋。
その模様に使われるのが、この幾何学的な模様。
編み込み模様と言えば、代表的なフェアアイルやノルディック、
また、カウチンなども、
自然をモチーフしたパターンが多くみられるのに対し、
サンカ模様は、こうしたデザイン的な模様であるのが、
他に見ない特徴ですね。
本来は、フェアアイルに使うような極細の糸を使いますが、
編み込みの練習、ということで、
使ったのは中細の糸。

ポーチの反対側は、色と模様を変えて。
一つの模様の単位が小さく、
編み込みの糸を渡す目数もそれほど多くないので、
練習にはぴったりかも

ただ、編むときは、濃さや色合いを対照的にしないと、
模様の良さが分かりにくいですね

本家サンカ手袋は、黒×白がベーシックカラー
そしてそして。
編むことは、一応得意だけれど、
針を使うこと、寸法をキッチリあわせることには、
ちょっぴり苦手意識のあるワタクシ。
けれども今回は一念発起して、

内布もつけてみました。
編み物していると、案外、“縫う”作業も多かったりするので、
縫い付けることには、以前ほど抵抗がなくなったものの、
どうにも、布地をまっすぐ裁つ、まっすぐに縫う、ということが、
なかなかこれが、自分に集中を課すところ。
けれども、布を切って、縫って、縫い付けて、
気づきました。
“これも、経験なんだ”と。
多少、ずれても、いいじゃない~

気持ちをちょっぴり楽にしたところで、

もう一つ。
フェアアイルの編み込み模様。
頑張って、付けてみたけれど。

これは、布の選択ミス

写真では真っ黒になりましたが、
深いグリーンの生地なのです。
黒かグリーンか、という問題ではなく、
濃い色は向かない、ということですね

小さいものは入れないようにしよう^^;
そして、私の手習いは続き、

ちょっと大きめのポーチ。
グリーンと同じ太さの並太を使ったので、
大きさは1.5倍くらい?
こちらもフェアアイルの模様で、全体柄にして使いました。
お花の模様だったので、

内側にも、お花。
ちょっとうるさかった?(-"-)
糸と同じく、生地もなぜかたっぷり溜まっているので、
あるもの組み合わせの結果です

ここまで、平たいポーチを仕上げてきて、
最後は、

教室で開催中の、波のポーチ。
一番最初に編んだ、パターン試し用の一作。
自分用にと決めていたので、

ファスナーはレインボーで遊んでみました

このポーチは丸底の、マチ付き。
マチ付きの内布は、仕上げるのがちょっと難しかったけれど、

何とか使える程度には、仕上がりました

さてさて、これまでの私にしてみたら、
随分と頑張って仕上げた、
内布付きのポーチ。
実は、編み上げた状態で放っておかれたものばかり。
サンカ模様のポーチに至っては、一年以上放置したかも(-_-;)
今回、一気に仕上げられた原動力は、
ある、一つの言葉。
- 目は臆病、手は鬼 -
この言葉、中にはピンとくる方もいらっしゃるかな?
東北で伝えられてきた言葉だと、
一人の生徒さんが教えてくださいました。
やらなくてはいけないこと。
”目”にすると、その量や難しさや、手間を思い、気が引けてしまったり、
意気消沈しがちになるけれど、
動かした”手”は、どんなことでも、こなせてしまう。
この言葉を聞いたときに、
まさに、自分のことを言われているようで、身につまされ、
そして同時に、
黙々と手仕事をこなし、守り、伝えてきた東北の女性たちの、
おおらかでエネルギー溢れる、笑い声を聞いたように感じました。

立ち止まった背中をポンと叩いてくれた、
素敵な言葉。
まだまだ端くれながらも、培ってきた“手”の力を信じてもいいと教えてくれた、
大切な言葉。
手仕事に携わるすべての方と、
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最終更新日 : 2019-01-18
元ちゃんさん♪ * by rui
こんにちは^^
遊びに来てくださって、嬉しいです♪ありがとうございます(*_ _)
考えてしまう方がいつも先で、
フットワーク鈍いんです(-_-;)
常々、身体を先に動かさなくては。。。と思ってはいたのですが、
直球で、背中をバシッとたたかれた気分でした^^;
やっとこさ、動き出したのに上手く進めないと、
余計に気分が凹みますよね。
元ちゃんさんはきっとストイックに真摯に、
手の中の世界と向き合われていらっしゃるんですね(´`*)
(私は立ち止まると、すぐ諦めてしまいます(笑))
ご本人にしてみると、終わりが見えないように思える作業が、
時に辛くなることもあるかもしれませんが、
それが、吸い込まれるような大きな深みにつながっているのかもしれませんね☆
素敵な世界がこれからもまた、一つ、一つと生まれるのを、
楽しみにしています(´▽`*)
遊びに来てくださって、嬉しいです♪ありがとうございます(*_ _)
考えてしまう方がいつも先で、
フットワーク鈍いんです(-_-;)
常々、身体を先に動かさなくては。。。と思ってはいたのですが、
直球で、背中をバシッとたたかれた気分でした^^;
やっとこさ、動き出したのに上手く進めないと、
余計に気分が凹みますよね。
元ちゃんさんはきっとストイックに真摯に、
手の中の世界と向き合われていらっしゃるんですね(´`*)
(私は立ち止まると、すぐ諦めてしまいます(笑))
ご本人にしてみると、終わりが見えないように思える作業が、
時に辛くなることもあるかもしれませんが、
それが、吸い込まれるような大きな深みにつながっているのかもしれませんね☆
素敵な世界がこれからもまた、一つ、一つと生まれるのを、
楽しみにしています(´▽`*)
なるほど、私も<目は臆病>です。
なんだかんだと自分に理由をつけて、始まるまでが大変です。
それでもって、始めてしまえばなかなか終われないという、矛盾もあります。
なんとか直したいものです。